VHS(フォルクスホッホシューレ)とは?
ドイツ語を勉強するときに、一番リーズナブルなのがVHS(Volkshochschule)です。
- Volks(フォルクス)=市民の
- Hochschule(ホッホシューレ)=学校
日本でいうところの、学習センターのようなところです。
VHSで受けられる講座とその配布場所
ドイツ語はもちろんですが、英語やイタリア語などの外国語の授業、ヨガやお料理教室などが受講できます。
講座内容は、『地球の歩き方』の一回り小さいサイズくらいの冊子(無料)にまとめられています。VHSの入口に積み重ねられていたり、本屋さん(Mayersche)に置かれていたり、街中のあちこちで見かけます。
ドイツ語講座については、その分厚い冊子とは別に、ホチキス止めされた同じくらいの大きさの冊子にまとめられています。それも、VHS入口でもらうことができて、もちろん無料です。
デユッセルドルフにあるVHS
デユッセルドルフのVHSは、中央駅に隣接(徒歩1分しないくらい)しています。
中央駅(Hbf)は、SバーンにUバーン、バスにトラムも走っているのでどこからでもアクセスが便利です:D
(画像は、VHS公式ホームページ からお借りしています。)
中央駅からVHSまでの治安情報
中央駅周辺は、物乞いをする人や昼間からお酒臭い人がいて、治安は良くありません。
VHSは中央駅を出て20m程度しか離れていませんが、わたしは何度行っても慣れません。
たった20mでも『怖いなぁ…』と思って速足になってしまいますX(
ドイツの冬は、16時ごろにはもう暗くなってくるので、その前がオススメです。
夏は22時くらいまで明るいですが、明るくとも夜は夜!お気を付けください。
ドイツ語講座 ※開講2か月前までの申し込みがオススメ
VHSは、ほかの語学学校に比べて、とても安価です。
あっという間にクラスが定員オーバーになってしまうことも。
特に、初級レベル(A1~A2)は、就労ビザに必要な語学レベルということもあって、半年先の開講予定クラスでも定員で申し込めないこともあるそうです。
VHSのドイツ語講座への申し込み方法
初めて申し込むときには、事前にレベル分け試験を受けます。
2018年にわたしが受けた時には、試験を受けて、随時終わったらその採点をVHS職員にお願いして、受講できるレベルと講座を教えてもらい、その場で申し込むスタイル。
レベル分け試験の時の様子
- 試験日程:毎週月曜日と木曜日
- 試験時間:14時から16時30分まで
特に、試験時間が決められているわけではありません。
試験監督もいなければ、制限時間もありません。
上記の時間に試験会場に行って、試験を解いて、終わったら自分でVHS職員のところへ持参して採点してもらう、ゆる~い感じです。
なかには、電話しながら試験を受けていたり、絶対ググって答え調べているだろw!っていう人も(レベル高いクラスになって苦労するだろうに…)。
託児所はありませんが、お子さん連れで来ている方も多いです。もちろん、ベビーカーでも。
レベル分け試験の内容
これ、気になりますよねー。
『このレベルに申し込みたいけれど、受かるか不安…』『どんな形式なのか全く想像できない!』わかります、その不安。
ご安心ください、テスト内容については、思い出せる範囲で今後まとめる予定です!
※近日中にブログに載せるので、お待ちくださいね。
ちなみに、試験はA4サイズ3ページで構成されています。
うち2ページが4択問題、残り1ページが穴埋め形式+1行作文です。
試験が終わって、いざ申し込むとき
講座への申込みと口座振替が一緒になった紙に記入します。
採点をしたVHS職員が、申込む講座番号や受付サインを書いてくれます。
わたしは自分名義の口座が無くて、かつ、その時にクレジットカード&現金払い受付窓口(VHS2階にあるインフォメーション)も開いていなかったので、次の日に出直すことにしました。
まとめ
VHSは、安価でドイツ語を習えます。
ただ、事前のレベル分け試験と早めの申し込みが必要なので、そこだけご注意くださいね。
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