こんにちは、カピバラです。
ここ最近のマイブーム(死語?)は「断酒」です。
最近「断酒、断酒」言ってますが、こういうわけで酒を辞めました😌
🆙【#断酒】私が酒を辞めた理由(断酒32日目) https://t.co/BZt8enPIdC
— Capybara🇩🇪ドイツ在住 (@Capybara30s) November 10, 2019
途中、アクシデントもありましたが、何だかんだ酒のない生活を楽しんでいます。
今回の失敗を次に生かす
【44日断酒してアルコールを摂取した際の身体の反応】
✔️一口であってもアルコールで脳に影響がある
✔️思考が鈍りうまく言葉が出てこない
✔️顔や耳の血流の変化を感じる
✔️久しぶりのアルコールと不本意に飲酒してしまった精神的動揺からか少し息苦しさを感じる#断酒 https://t.co/TtfCG1zf5r— Capybara🇩🇪ドイツ在住 (@Capybara30s) November 22, 2019
何度でも言いたい、断酒、最高!!
🆙断酒で旅行を快適に楽しもう!(断酒10日目) https://t.co/0JPCzio7wm
改めて、断酒って素晴らしい!
— Capybara🇩🇪ドイツ在住 (@Capybara30s) December 2, 2019
そんななか、もうほとんど飲酒への未練はなかったのですが、飲酒に対するポジティブな認識を払拭し、完全に飲酒という行為から決別しようと、断酒を始めたころから気になっていたこの本を手に取りました。
禁酒セラピー(アレン・カー)
#禁酒セラピー 読了
夜寝る前、通勤中、昼休みであっという間に読んでしまった
「なるほどね」と考えさせらることも多く、「そうそう、なんとなくそう思っていたんだよ」ということがこの本を読むことで頭の中で整理されてクリアになった
僕の人生は「破壊」という名の毒に支配されることはない😌 https://t.co/jhJIL0Saex pic.twitter.com/CLgc4ezcOa
— Capybara🇩🇪ドイツ在住 (@Capybara30s) November 27, 2019
この記事を読まれているあなたは、きっと酒、そして飲酒という行為に対して「疑問」や「不信感」をお持ちなのではないでしょうか。
「禁酒セラピー」を読めば、その疑問や不信感に対する答えが見つかると思います。
この本を読み終えた私はすっかり酒・飲酒という行為に対する未練はなくなり、アクシデントによる飲酒を除けば、約2か月間、飲酒をしない状態、つまり「断酒」を継続できています。
この記事では、同著のポイントと、特に参考になったと感じた内容をご紹介します。
著者「アレン・カー」とは
もともとは独自の「禁煙」方法の創設者。
1日に100本以上のタバコを33年間吸い続けた超ヘビースモーカーでしたが、独自の禁煙方法により48歳にして禁煙に成功。それ以降、世界中で禁煙の啓蒙活動に従事されました。
(参考:禁煙セラピー)
その後、その独自の禁煙方法を酒にも活用し、独自の禁酒方法を確立。
同著「禁酒セラピー」がベストセラーになります。
うん、これだけ聞くとなんだか怪しい感じもしますよね。。
でも、「Amazonのレビューは高評価だし、1,000円もせずに新品の同著が購入できるので、試しに読んでみるか」ぐらいの軽い気持ちで購入し読んでみたところ、これまでの酒に対する考えが180度変わるほどの衝撃を受けました。
1,000円未満の自己投資でこれだけの意識改革ができるのはかなりお得だと思います。
そもそも人々が飲酒する理由とは
もしあなたが酒を飲まれる方であれば、なぜ飲酒されるのでしょうか?
ある方は「お酒は楽しいものだから」、
またある方は「お酒を飲むとリラックスできるから」と、答えられるかもしれません。
でももし、それが思い込みだとしたら、あなたは飲酒を続けられますか?
思い込みかもしれない酒の常識を見つめ直してみよう
同著では、このような一般的な酒に対する認識を社会による洗脳であるとしています。
例えば、酒を飲むと楽しいと感じるのは、もともと楽しい場にいるからであり、そういった場所で必ずといっていいほど提供される酒が楽しいと混同してしまっている。
また、酒を飲むとリラックスできると感じるのは、酒が五感を麻痺させ、単に不快を感じないようになっているだけだとしています。
「そんなものは酒に対してネガティブな印象を与えるための、それこそ洗脳だ!」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
私が言いたいのは、「最終的にあなたがどちらの思考をとりたいのか?」ということです。
酒に対してポジティブな印象をもつように洗脳を受けたいのか。
それとも、酒に対してネガティブな印象を持つように洗脳を受けたいのか。
いずれにしても、もしあなたが酒・飲酒という行動と決別したいのなら、この「酒に対してネガティブな印象を持つようになる洗脳」を受けることが効果的かもしれません。
筆者はこの他にも酒について次のように言及しています。
・人間の弱さを生み出すのがお酒。
・飲酒は習慣ではなく、薬物依存症。
・お酒は勇気を奪い去る。
・飲酒には利点など一つもない。
などなど。
「これでもか!」というくらい、酒に対する一般的な認識を否定し、読者に酒のネガティブなイメージを与えてくれるのです。
先にも述べたとおり、私たちは社会から「酒はよいもの」という洗脳を受けているため、そのデメリットやネガティブなイメージを挙げようとしてもなかなか思いつかないものです。
でもこの本を読めば「よくまぁこれだけ酒にはデメリットがあるものだ」と、逆に感心してしまうほどです。
酒を辞めることで得られる人生のメリット
断酒して2カ月が経過して、実際に私が感じたメリットは次のとおりです。




はっきり言ってメリットしか見当たりません。
わざわざお金を払って、体に毒を入れ、健康を害し、貴重な頭脳を麻痺させる。
こんな馬鹿げた行為を繰り返す必要がなくなるのは、控えめに言っても最高です。
まとめ:断酒に目覚める人々とますます高まる「健康」の価値
断酒に目覚める人々
元々アルコールに弱く酒が飲めない人を除いて、飲もうと思えば飲めるのに、健康であるにもかかわらず酒を全く飲まない人を、私の周りでは見かけることはありません。
でもインターネットを検索したり、ツイッターをやっていると、思いのほかこの断酒に取り組む人たちが多い事に驚いたものです。
みなさん、各々をそれぞれいろいろな呼び方で読んでいらっしゃるようですが、日本のトレンドに大きな影響を与えることが多いアメリカでは「Sober Curious(禁酒家)」と呼ばれる人たちが記事になっているほどです。
ますます高まる「健康」の価値
また、日本でも「転職」や「起業」といったことがますますと一般的になってきています。
私はこれまでに転職を2回経験していますが、どちらも、それこそ精神と体力をすり減らしながら努力を重ねることで成功をつかみ取りました。
これが起業となれば、その苦労は比ではないと思います。
よく「体が資本」と言われます。
もしあなたがこれから転職や企業を考えられているとして、わざわざお金を払って、体に毒を入れ、健康を害し、貴重な頭脳を麻痺させている余裕はないのではないでしょうか。
これからの時代ではきっと、これまで以上に健全な身体が要求され、「健康」の価値はますます高まっていきます。
健康に直結する「断酒」が日本でも大きなムーブメントとなることを信じて、この「禁酒セラピー」をおすすめします。
本を読み終えた後は何とも言えないホッとした気持ちになりました。
それはきっと「僕の人生は破壊という名の毒に支配されることはない」と心と体が安心したからなのだと思います。
禁酒セラピー(アレン・カー)
※筆者はこの記事を通して酒という「文化」やそれに携わる方々を否定する気はありません。
私自身、酒のおかげでたくさんの楽しい時間を過ごすことができたことに感謝しています。
この記事は自ら進んで酒・飲酒という行為と決別しようとする方々を応援するものです。
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