2018年12月に訪れた中欧スロバキアの首都ブラチスラバで食べた日本人経営の本格的ラーメンについて。
お店の雰囲気、メニュー、現地メディア等の反応をご紹介します。
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ブラチスラバの中心で食べられる本格ラーメン
スロバキアの首都ブラチスラバに入る前に何か国か中欧の国を旅行したのですが予期せず体調を崩してしまったり、また、ほとんどの郷土料理は美味しいと思うのですが、中には口に合わないものもあり、すっかり日本料理が恋しくなった時に妻が見つけてくれたお店がこのラーメン店「Kazu」です。
ブラチスラバの伝統料理も気になったのですが、入国して最初の食事は迷わずにこのお店に決めました。
ブラチスラバの観光地の集まる旧市街のPanská通りにあります。
お店の入り口は建物の中に引っ込んでいますが、日本語の看板があるのでわかりやすい。
奥の右手側がお店の入口です。
立て看板には日本語、スロバキア語での説明。
同店のホームページによれば、オーナー(?)のKAZUさんは札幌市のラーメン店で12年間勤務されたご経験があるとのこと。
同じく札幌市に本社を置き幅広く海外展開を行っている製麺会社の西山製麺から麺を仕入れているようです。
お店に入ると日本的な挨拶で元気に出迎えてくれます。
すっかりヨーロッパ式の接客には慣れていますが、やはり日本人としては「いらっしゃいませ」と言ってもらえると嬉しいですね。
調理は日本人の方が行っていますが、ホールは(恐らく)現地の方で、英語で対応してくれました。
店内は暖かい暖色の照明とシンプルなインテリアで、照明など所々に日本のテイストが入っていて落ち着ける雰囲気です。
隣の席はちょうど退席後に撮影したので少し散らかっていますが、どこも綺麗に片付けられています。
これぞ日本のラーメン!自信を持っておすすめします
メニューは同店のホームページに詳細がありますが、醤油、味噌、塩から選べます。
最終的には特製醤油ラーメンを選びましたが、写真の味噌バターコーンとカレーライスと悩みました。。
特製醤油ラーメン13.9ユーロ。
妻は辛味噌ラーメン12.5ユーロ。
早速スープを一口。
美味しすぎて思わず妻と顔を見合わせました。
体調不良や久々の日本食ということもあると思いますが、その味はまさに日本で食べるラーメンそのもので、むしろ日本でもかなり美味しい部類に入るのではないかと思います。
お値段は少々はりますが、日本から遠く離れ、それほど在留邦人もいない(201人、2016年10月現在:外務省)このスロバキアでこのクオリティですから相応の値段かと。
妻の辛味噌ラーメンのスープも少し試しましたが、こちらも美味でした。
現地メディア等も注目
現地のメディア等にも取り上げられているようで、スロバキアの方々にも好評のようですね。
スロバキアでの滞在は一泊のみだったため現地の物価についてはそこまで詳しくはありませんが、やはり西欧はイギリス・フランス・ドイツなどと比較するとまだまだ物価の安いスロバキアにあってラーメンの値段は決して安いものではないと思います。
しかし、こちらのラーメンはままさに日本の味ですし、きっと日本人のみならず現地のファンが増えていくのではないでしょうか。
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