ゴルナーグラート山頂からリッフェル湖(Riffelsee)までトレッキング
スイスのペンニネ・アルプス山脈にあるゴルナーグラートのふもとの町ツェルマットからゴルナーグラート鉄道に乗ること約30分、標高3,089メートルのゴルナーグラート駅に到着します。
9月といえど、さ、寒い。。要防寒です。
ゴルナーグラート山頂から名峰マッターホルンを眺めるだけでもとっても贅沢な気分になれますが、今回はリッフェル湖(上記地図左側「Riffelsee」)で見られるという「逆さマッターホルン」を目指してトレッキングです。
マッターホルンを背景にゴルナーグラート鉄道。
午前11時ごろの山頂の様子です。けっこうな人が乗車しますので、座席に座りたければ始発駅で早めに並ばれることをおすすめします。
下車後、乗客の半分は山頂へ、半分は早速トレッキングに向かいます。
山頂のすぐ下、標高3,100メートルにあるホテル「クルムホテル・ゴルナーグラート」。
もちろん宿泊料はお高いんですが、ここで過ごす夜は格別でしょう。
宿泊だけでなく、日帰り客用にレストラン、カフェ、売店、トイレが併設されています。
クルムホテル・ゴルナーグラート(公式ホームページ)※日本語
https://int.gornergrat-kulm.ch/?lang=ja&_ga=2.204399760.1686896926.1546980232-199293979.1546980232
標高3,130メートルのゴルナーグラート山頂。
後ろに見えるのがアルプス山脈で2番目に高い、スイスの最高峰「モンテ・ローザ」です。
こちらも別な角度からの山頂の様子。
世界中からの観光客たちが思い思いの時間を過ごします。
イタリア(?)のファッションブランドの撮影も行われていました。
こちらが山頂から眺める「モンテ・ローザ」。
う、美しい。。写真ではわかりませんが、よーく見ると下のほうには歩いている人たちもいました。
ゴルナーグラート駅からトレッキングに出発
山頂の空は美味しいし、カフェは居心地がいいし、何より晴天の中眺めるマッターホルンは刻々とその表情を変えるのでどれだけ山頂に長居しても飽きません。
結局、山頂に到着して2時間が経過してようやくトレッキングすることにしました。
写真はゴルナーグラート駅周辺から撮影したもの。
歩いていくと、時おりゴルナーグラート鉄道が横を通過していく。
青と白とグレーの景色に車体の赤が映えます。
道中にはたくさん石が積み上げられて不思議な光景も。
振り返るとゴルナーグラートとモンテ・ローザ。
リッフェル湖が見えてきました。
自転車でこの道を下っていく人たちがけっこういました。
アドレナリン出まくりでしょうね。
「逆さマッターホルン」
そんなこんなで歩いていくとあっという間にリッフェル湖です。
途中何度も立ち止まって写真を撮ったり、話したりしながら、ゆーっくりと歩いてゴルナーグラート駅から約1時間半ほどでした。
本当に幸運だったと思いますが、この日は運よく「逆さマッターホルン」を見ることができました。
少しでも風があると湖面の波紋で見えなくなってしまいます。
なんと、この寒い中で泳いでいる人も!笑
でも何となくその気持ちわかります。ちょっと波紋がたちましたが何だか許せました。
湖のすぐ近くで一枚。
水が透き通っています。
湖を時計回りに歩いて北側からの様子。
帰りはリッフェル湖の最寄駅「ローテンボーデン(Rotenboden)駅」から乗車して、再びゴルナーグラート鉄道でツェルマットへ戻りました。
ゴルナーグラート駅を出発してここまで約2時間。
天候が良いことが条件ですが、マッターホルンは日光の当たり具合、雲のかかり具合、見る角度で刻々とその表情を変えるため、約4時間ほど山頂付近にいましたが全く飽きることはありません。
写真を見るだけでも十分魅力的にですが、実物は言葉では表しきれない存在感と美しさでした。
速足であればもっと短時間で景色を楽しむこともできると思います。
ゴルグナートでのトレッキングを楽しみたい方は、ぜひ何日かツェルマットに滞在し天気の良い日を狙って足を運ばれることをおすすめします。
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