今日ご紹介したいのは、ドイツ中西部にあるエッセン市のハンバーガー屋さん『トッフィーノ(Tofino)』。
エッセン市にある美術館を訪問するついでに、『ハンバーガーが食べたい気分だなぁ…』と思って近場でふらっと立ち寄ったのがきっかけです。
“ついでに”なんて言ってごめんなさい。。
そう謝りたくなるくらい、行く価値のあるお店でした。
このお店に来るまで、ハンバーガーは、時間がないけれどお腹が空いているときにサクッと、とりあえずお腹を満たせればいいかなっていう気分の時に食べるもので、わざわざナイフとフォークでゆっくり食べるスタイルに違和感を感じていました。
華々しい受賞の数々。。
ふらっと立ち寄って、あまりの美味しさに感動した後、レジ横のあったメニュー表をみて納得。
2015年以降、素晴らしき受賞の数々です。
例えば、
- エッセン市のハンバーガーショップ 第1位(2018年)
- ルール地方のベストバーガーに選出(2015年)
- Tripadvisor.deが選ぶエッセン市すべてのレストラン 第6位
肉肉しいのに、もたれない…!
写真は、『Grandes Cojones Burger』(グランデス コヨーネスバーガー、120g €8.9)。
パテとバンズに加え、辛めの豆、目玉焼き、サワークリームにチェダーチーズがトッピングされています。
ご覧のとおり、手で持って食べるには大きいサイズ。
いちばん小さいパテを注文しましたが、それでもこのサイズです。
テーブルに置いてあるナイフとフォークで食べますが、バンズを切った瞬間、サクッふわっとした感触。
バンズというと、パテの熱気でふにゃっとしているイメージでしたが、軽い口当たりなのにサクッととふわっとが共存していました。
パテは、BIO牛肉100%でえぐみが無く、でも肉肉しい感じ。
つなぎを使っていないので、肉そのものが美味しいのだと実感できます。

肉汁がじゅわーっとでるパテがお好みの
方には、物足りないかも。。
月替わりのハンバーガーも
お邪魔した12月は、まさにクリスマスシーズン。
月替わりのメニューには、『クリスマスバーガー』(Weihnachtsbueger)の文字が。
カルバトス酒りんごと、ラクレットチーズ、赤キャベツがトッピングされているそうです。
内容を見るだけで食欲がそそられる月替わりメニューは、通常のテーブルに置いてあるメニュー表には載っていないのでご注意を。
店外の黒板か、店内の壁に書いてあるので、そちらをみてくださいね。
店内は、インテリアの素敵な空間
ハンバーガー屋さんというよりは、若者が集うカフェという印象。
写真左奥がキッチンなので、作っているところは見ることができません。
ただその分、店内に油くささはなく、ニュートラルな色合いでまとめられた内装が落ち着きます。
アクセス
お店は、日本との直行便のあるデュッセルドルフから電車で30分程度の、エッセン市(Essen)にあります。
エッセン中央駅(Essen Hbf)からは、徒歩15分程度。
ほぼ一本道なので、迷わずに行くことができます。
パテもバンズも、BIO
写真は、『Hamburger』(ハンバーガー、200g €8.9)。
こちらのお店で使われているパテやバンズは、EUで認定済みのBIOです。
ハンバーガーに使われるお肉は、成長ホルモン注射をした牛があると聞きますが、こちらのレストランではBIOを全面に出していますので、その心配はありません。
ハンバーガーにありがちな、とりあえずソースをたくさん塗って味をごまかそうという感じも一切なく、あくまで主役の肉を引き立たせる脇役に徹しています。
バンズもBIOなので、農薬の心配をしている方にとっては安心できますね。
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