ビールよりコーヒーのほうが飲まれているinドイツ
オクトーバーフェストや様々な地ビールで有名な、ドイツ。
ところが、意外にもビールの消費量よりも多いのが、コーヒー消費量なのです。
ドイツでは、年間一人当たり約160リットル消費しており、ビールの年間消費量約110リットルより断然多いのです。
そんなドイツでは、妊婦さん向けやカフェインを避けたい方向けに、カフェインを含まないコーヒーが販売されています。
カフェインを含まないコーヒー
こちらは、近所のスーパーで6ユーロ程度で購入したものです。
ドイツのお土産品としても有名な『Dallmayr』(ダルマイヤー)のものです。
下部に記載されている『entcoffeiniert』(エントカフェニアート)というのは、カフェインを含まなないの意味。
『ent~』というのは、英語の『dis』と同じように使われているもので、他には『Koffeinfrei』『koffein los』という記載も同じく、カフェインを含まないという意味です。
WHOでは、一日3~4杯は大丈夫との見解
2001年にカフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、またコーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、妊婦に対し、コーヒーを一日3~4杯までにすることを呼びかけています。
英国食品基準庁(FSA)では、2008年に妊婦がカフェインを取り過ぎることにより、出生時が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとして、妊娠した女性に対して、一日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。
ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)やカナダ保健省(HC)においても、2010年に一日あたりのカフェイン摂取量として、健康な成人で400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)まで、カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとされています。
んー。。
いまいち見解が統一されていないので、どのくらい飲んでもいいのか不明ですね。。
日本では、どのくらい飲んでも大丈夫??
厚生労働省によると、特に上記の結果が書かれているだけで厚労省独自の見解は見つけられませんでした。
つまり、カフェインをどのくらいとっていいのかは確定できなくて、取らないに越したことはない。
という印象です。
なるべくカフェインは摂りたくはないけれど、それはコーヒー好きの方やコーヒーを飲む習慣のある方には辛いところ。
そんな時に、こちらのカフェインを含まないコーヒーがオススメです。
わたしも毎朝飲んでいますが、これまで飲んでいたカフェインのあるコーヒーと遜色ない味といえます。
コメント