デュッセルドルフ中心街での様子
もともと、マスクをしている人は見かけないドイツ。
コロナウィルスが猛威を振るい始め、ドイツ国内でも感染者が確認されてからは、デュッセルドルフ市内で2人マスクを着用している方を見かけました(東アジア系1名、ヨーロッパ系1名)。
いずれの方も、デュッセルドルフ中心街を走るトラムの中で。
周りの方の反応は、特に、お二人を避けることもなく意識することも無く、という感じ。
ただ、だからといってマスク着用してもいいということではありません。
普段からマスクがドラッグストアで販売されている日本とは大きく異なり、ドイツでは滅多に一般用に販売されているものは見かけません。
そのため、ドイツ人友人に聞いたところ、マスク姿の方を見ると、
「重病人かも。近寄らないようにしよう。」
「覆面の代わりなのかも…?」
と、少なからず不信感を抱いてしまうものらしいです。
実際に、中心街を歩いていると…
今日現在、差別的な発言や視線を浴びたことはありません。
ちなみに、わたしの外見はザ・東アジア系の外見。
そんなわたしがデュッセルドルフ中心街を歩いていても、特にコロナウィルス蔓延前と比較し、違和感はありません。
例えば…
- 中心街を走る電車の中は、2人席ずつの対面4人席が基本。
他の席が空いていても、わたしの正面に躊躇なく座る。 - 狭いエレベーター内で、先に私が乗っていても「Hallo!」と気軽に挨拶しながら乗ってくる。
デュッセルドルフ中心街でも、避けられている場所
そんな差別を感じない日々を送っていますが、実は、避けられている場所も。。
それは、中華レストランです。
いつもは、安くて美味しくボリュームもある中華レストランは大人気の場所。
ですが、コロナウィルス蔓延のニュースが出てからは、人気の中華レストランでも閑古鳥が鳴いていました。
たぶん、中国出身の方が集まりやすい場所だからかなぁ…と。
日本食レストランや韓国料理店では、今日現在はそういった状況は見受けられません。
不思議なことに、中華レストランとは違って、中華系スーパーでも客足が減っているという印象はありません。
ヨーロッパ系もアジア系の人も、スーパーには多数見受けられます。
ドイツニュースでの報道状況
コロナウィルスについては、ドイツ国内でも連日ニュースで報道されています。
日本のNHKにあたるZDFというテレビ局のニュースでも、10分ほどの短い主要ニュースコーナーでも見ない日はありません。
最近ですと、横浜に停泊中のクルーズ船の話題が毎日報道されています。
その際に、必ず「日本」「中国」「香港」という地名が読み上げられるためネガティブな印象になってしまっています。
ドイツ国内での差別状況
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