こんにちは、カピバラです。
今日も酒を飲まずに一日を終えようとしています。
最近はよく断酒について調べていることが多いのですが、つい先日、「あ~なるほど、そういうことだったか~」と思わず納得した情報がありました。
突然ですが、抑制剤(よくせいざい)ってご存じですか?
抑制剤(よくせいざい、depressant)あるいは中枢神経抑制剤(Central nervous system depressant)とは、脳の様々な領域で覚醒や刺激を減少させるか抑制し、神経伝達の水準を低下させる薬物や内因性の化合物である。抑制剤は、しばしばダウナー(downers)とも呼ばれる。覚醒剤あるいはアッパーは、抑制剤とは反対に精神や身体の機能を増加させる。
出典:抑制剤(ウィキペディア)
私は、覚醒剤はニュースなどでもよく聞くので知っていましたが、抑制剤についてはあまりピンときていませんでした。
でも実はこの抑制剤、みなさんの身近にもあります
そう、アルコールも抑制剤の一種なんです。
向精神薬的なイメージだけがひとり歩き
酒についてたいして詳しく調べたこともなかったのですが、周りの大人が飲む様子や世間一般の「酒」の取り扱い方から、私は何の疑いもなくアルコールを含む酒の向精神薬的効果のみを認識していました。
「酒を飲めば楽しい気分になれる。」
あたかもそれだけが酒の効果であるように、いつのまにかアルコールを含む酒のマイナス面を認識しなくなっていました。
抑制剤の効果
抑制剤は、広く世界中で処方薬や違法薬物として用いられる。これらを用いた場合、運動失調、抗不安作用、鎮痛、鎮静、眠気、認知障害や健忘、一部では、陶酔、筋弛緩、血圧や心拍数の低下、呼吸抑制、抗けいれん作用、高用量では完全な麻酔あるいは死亡する。
出典:抑制剤(ウィキペディア)
※「抑制剤」の効果であり、全てがアルコールまたは酒にあてはまるわけではありません。
恐ろしい効果が並んでいますね。
酒に含まれるアルコールがわずかだとしても、このような効果があるかもしれないものを無自覚にあれだけ体内に入れていたのかと思うと、ぞっとします。。
飲酒による不調と一致する効果も
飲酒による不調を思い返してみると、そういえば、と抑制剤の効果と一致するものもあります。
眠気…酒を飲むと途中から眠くなって周りの話に集中できなかった
健忘…自分でも不安になるほどもの覚えが悪くなり、もの忘れも多くなっていた
まとめ
ということで、もしかしたら抑制剤(アルコール)の効果が私が酒を楽しめなくなった理由かもしれないと考えるに至ったわけです。
20代はあれだけ気分が高揚した飲酒も、30代になってからは、若干は気分が高揚するものの、どちらかといえば飲酒をすることで飲み会中から気分や調子が下降し、日常生活さえも不調を感じるようになっていました。
アルコールは抑制剤の一種です。
もしあなたが上記のような不調を感じてるなら、それは飲酒による影響かもしれません。
こちらの記事もおすすめです。

コメント